世界の高い車ランキング2016年度版 1位はなんと41億円!?

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物価上昇率にともなって、車の価格は上がっていて、軽自動車など200万円オーバー。30年前のマーク2の直6搭載グレード「グランデ」が買える金額だ。
カローラ辺りは、20万円程度全体的に上級へ移行しているのだろう。実質的な物価上昇率からすると、逆に安くなっていると言えるのかもしれない。

そんな庶民のことはお構いなしの別世界の金額の車達もいる。フェラーリやランボルギーニからパガーニ、ブガッティなど高級車は多いが、とはいっても1億~5億位の話。
ここで紹介するのは、桁が一個ずれる車達。しかも新車ではない。クラッシックカー達だ。

海外では、見通しの効かない金融資産よりも、高級車を投機的意味で所有「ガレージ・インベストメント」なども多く、特にクラッシックフェラーリなどは、確実性の高い金融商品と言われている。最近は、日本から空冷911の数多くが海外に流出してしまったが、これらも10年20年後には、今の価値よりも高い価値をもつことになるだろう。特にクラシックフェラーリなどは、レースへの参戦歴、成績、誰がドライブしたか、過去の所有者が誰だったかなども重要な判定ポイントとなってくる。

ここではオークションで落札された価格などで売買された記録を参考にランキングを紹介する。

世界の高い車ランキング2016年度版

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第1位 フェラーリ 335S スパイダー・スカリエッティ

現在の最高額と言われているのは、2016年3月、パリで開催されたオークションで、約41億2,000万円で落札された1957年製フェラーリ「335S スパイダー・スカリエッティ」
こちらは、1957年生産で、マイク・ホーソーン、スターリング・モスがハンドルを握った車だ。リオネル・メッシがこの車を落札したと噂が流れたが、実際は違う人物らしい。
スカリエッティの名の通り、カロッツェリア・スカリエッティで流麗なボディが架装されている。次に紹介する第二位の250GTOはドル/円、ドル/ユーロの為替の関係で、どちらが上位になるか、その国によって変わるという二台だが、頭一つ抜きんでている金額ではある。

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第2位 フェラーリ 250 GTO

第2位の最高額車がこのフェラーリ 250GTOで、2014年にアメリカのペブルビーチで行われたオークションで39億円という金額で落札された。フェラーリの250系は常に高額車ランクの上位に位置する常連車だ。 フェラーリ250GTOは、世界スポーツカー選手権GTクラス参戦のためのホモロゲ−ション(認証)取得を意図して作られた車。1962~1964年までに39台 (36台とも?)が作られたモデル。

この個体は1962年に39台のうち19台目として製造された一台。フランス人レーサー、 ジョー・シュレッサー氏が所有、アンリ・オレイエ氏が同年10月、モンレリー・サーキットでレース参戦中にクラッシュ、死亡事故を起こしている。その後、 フェラーリでレストアされ、同一人物によって所有された。当時はまだピニンファリーナとの提携はしておらず、フェラーリ社内デザイナーの作品だった。

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第3位 メルセデス・ベンツW196R シルバー・アロー

第3位は1954年型メルセデス・ベンツW196R(Rennwagen=レーシングカー)シル バー・アロー。名前の通り、完全なレーシングマシーンで、1954年・1955年ののF1世界選手権を制した車で、ファン・マヌエル・ファンジオのドライ ブで、12戦9勝という圧倒的な成績であった。4気筒エンジンを二機縦に並べ、ドライバーの左がわをプロペラシャフトが通るという変わったレイアウトを とっていた。この車の価格は、2013年にグッドウッド・フェスティバルで約30億円で落札された。このファン・マヌエル・ファンジオは、パガーニの創設にも関わった人物で、パガーニが ベンツ(AMG)製エンジンを積む礎を築いた人でもある。

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第4位 ブガッティタイプ57SC アトランティック

第4位にはラルフ・ローレン氏も所有するブガッティタイプ57SC アトランティックとなる。これはオークションでの取引ではなく正確な価格はわからないのだが、2010年に25~33億円で取引されてアメリカの自動車博物館に収蔵されている。現存するのは僅か2台のみで、この取引された個体は1936年型。エンジンは3257cc 直列8気筒を搭載している。

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第5位 フェラーリ 250 GTO

第5位に日本の著名コレクター、松田氏が過去所有していたフェラーリ 250GTOが登場する。後に実はスターリング・モスがドライブする予定の車だと発覚し、松田氏から6億強で手に入れた車は、その後10年で27億円という高値で売却された。これは2012年の話だ。

松田氏は、250を手放す際、真贋の見極めがつかないので手放すというようなことを言われていた記憶がある。確か、松田氏の所有していたモデルは、3Lではなく、330と同じ4Lエンジンを積んだ数台のうちの一台だったと推測される。比較的クラシックフェラーリの中では、台数が出ているが、その多くが既に博物館・美術館などに収められており、市場に出るだけでも珍しい車だ。

 

 

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