日産 ノート e-POWERが37.2㎞/Lを実現! マイナーチェンジで待望のハイブリッドが登場

2017-nissan-note-e-power

日産 ノートがマイナーチェンジで生まれ変わる!

167901

自販連の2015年登録車数を見ると、アクア・フィット・プリウスと続いている。案の定なランキングではあるが、そこにニッサンノートがデミオを抑えて4位に入っている。ハイブリッド車又は、それをラインナップに加える車がランキング上位となっている中で、2012年発売の決して目新しさのないモデルが入っていることに驚く。

現行2代目ノートは、2012年に発売を開始されたマーチなどとシャーシを共有している。ライバルとなるのは、トヨタのヴィッツ、ホンダのフィット系とトヨタのハイブリットモデルのアクアだろう。ヴィッツにも来年辺りハイブリッドモデルが追加される可能性があるし、それを出さなくてもアクアの人気は凄まじい。リコールで躓いているフィット系もハイブリッドモデルがラインナップされているし、デミオは同クラス比較だと割高だがディーゼルという強みがある。そんなライバルに埋もれることなく4位を守っている。

日産の新型車一覧はこちら

新型車のメーカー一覧はこちら

日本車としては早かったダウンサイジング化

file
そもそもノートには、日本車としては先駆け的にダウンサイジング+過給エンジンを取り入れてきた。日本国内向けエンジンラインナップは、1.2L直列3気筒NAに加えて1.2L直列3気筒のスーパーチャージャー過給のエンジンが用意され、後者は98PSと1.5L級の出力となり、実際に結構速い車だ。3気筒化し、ポンピングロスと熱損失を抑え、膨張行程を長くするという世界特に欧州の潮流を捉えている車で評価も高い車であったが、26km/Lではハイブリッドモデルが全盛の日本国内ではやや分が悪い。特にスーパーチャージャーは、低負荷時はクラッチを切り離すことができるが、それでも過給エンジンは運転の仕方により燃費にばらつきが大きく出てしまう。

日産 新型 ノート e-POWERが登場!ノート初のハイブリッド車

2017-nissan-note-e-power

そのノートにも2016年11月、ハイブリッドモデルが追加されるようだ。名称はノート e-POWERとなるようだ。1.2L過給エンジンにハイブリットとなれば、低回転域のトルク増強とモーターによるアシストで、ゼロ発進など都市部での運転が楽な車になりそうだ。しかし、現時点では過給エンジンとの組み合わせかどうかは定かではない。画像は公開されたノート e-POWERのものだ。
ハイブリッドシステムは、エクストレイルに採用されているFF用1モーター2クラッチが1.2Lエンジンと組み合わされると考えられていたがどうやら異なるようだ。燃費は37.2Km/Lとなると公表していて、強力なライバルであったトヨタ アクアの37.0Km/Lを超えてくる。

ニッサンのハイブリッドの強みとして、クラッチがエンジンとの関係を断つことができる点が挙げられる。同一の1モーター2クラッチのハイブリッドを積むエクストレイルが街乗りの3/4をモーターのみでこなせるということからも、コンパクトカーのノートのハイブリッドには期待ができそうだ。

デザインの変更は?

nissan-sway-3

マイナーチェンジにより外観にも大きく手が入る。エクストレイルに採用されたVモーショングリルがノートにも用いられ、日産のブランドイメージを築いていこうという意識が感じられる。これはマイクラ(マーチ)の後継車として、ジュネーブショーに昨年出品されたスウェイというコンセプトモデルのイメージを踏襲したものと言えるだろう。

ノート e-POWERの価格は?

2016102400074504c

ノートのマイナーチェン後のプライスリストも既に明らかとなっている。

ノート e-POWER メダリスト   2,233,230円
ノート e-POWER X     1,959,120円

というプライスとなっていて、現在の標準的なモデルと比較すると約20万円程度の値上げとなっている。アクアは170万円台から設定があるが、アクアよりもゴージャスな印象だ。発売は11月になる。

これからのハイブリッドとダウンサイジング

日本車、特にトヨタは長くハイブリッドという飛び道具を使うことによって、燃費を改善してきたが、一方で内燃機関の発展は欧州に比べて遅れをとってしまった。ダウンサイジングという言葉もようやく浸透してきて、日本車もいくつかそのようなモデルが出てきたと思ったら、今度はアウディやマツダが提唱するライトサイジングという言葉が出てきた。行き過ぎた排気量縮小は熱損失やポンピングロス、トルクの低下という点から好ましくなく、本来ある正しい(ライト)排気量にしようという考えだ。

まだワーゲンはダウンサイジングを進めているし、どちらが正しいのかはこれから様子をみていかなければならないが、ゴルフやアウディA1、ベンツのディーゼルハイブリッドのようにそれらの高効率内燃機関とハイブリッドの組み合わせが、今後グローバルで覇権争いをしていくことになる。欧州のようにスピードレンジが速いと、発進時などエンジンの効率の悪さを補うハイブリッドそのものの優位性が低く、バッテリーという重りを背負って非力なエンジンで頑張るという状況になる。欧州では優れた内燃機関があってその上ハイブリッドというのが解釈だ。基本欧州ハイブリッド勢は、走行性能の高さを売りにしているものが多い点からも理解できる。

ご存じのようにハイブリッド技術は日本が進んでいたが、その胡坐をかいていた為に内燃機関は旧態依然となってしまい、欧州に二・三歩遅れてしまっている感は否めない。ほぼ国内専売のアル・ヴェル系のエンジンが何世代前のエンジンなのか調べてもらえば分かると思う。正直、エンジンなんかなんでもいいからハイブリッドつければ買うんでしょと消費者をバカにしているとも感じてしまう。その中でも内燃機関の真理を考え、効率化を図ったニッサンのハイブリッドが、世界と戦えるハイブリッドになって欲しいと期待している。

日産の新型車一覧はこちら

新型車のメーカー一覧はこちら

main_visual

 

Comments

comments