免許合宿レポートコラム スピードのこっち側 第1話 by 吉本ユータヌキ

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今年28歳、もうアラサーという肩書きもバッチリ着こなすことができるようになり、大人の色気すら出てき始めたと思い込んでやまない僕なんですけど、自動車免許というものを持ってなかったんですよね。
今流行りのピストバイクすら乗らないので永遠にシティサイクルもといママチャリで生きて行くんじゃないかって。ママチャリでまだ見ぬ未来に向かって走っていくのは少し不安だと思ったので先日、自動車免許合宿に行って免許を取ってきました。

今ここですっごい簡単に“取ってきました”なんて書いてるわけなんですけど、合宿で壮絶な2週間を過ごしてきましたので、そんな僕の合宿中の思い出(トラウマ)をここ“vehiclenavi MAGAZINE”さんで体験談コラムとして書かせてもらうことになりました。免許を持ってる方は懐かしみながら、まだ持ってない方は参考にでもなればいいなと思っております!


コラムタイトル

僕が行ってきたのは鳥取県鳥取市の自動車学校。

大阪から高速バスで3時間程。遠方での宿泊が2週間もあるなんて不安で仕方なかったが、友達に相談すると『すぐ友達できるから楽しくなるって!』『友達できたら帰るのが寂しくなるで!』と言われ、僕はすごい安心した。

そうか、友達できるから寂しさとか不安はなくなり、むしろ合宿生活が楽しくなるのかー!って。じゃあ、合宿所に着いたらいろんな人に話しかけてみよう。鳥取に向かうバスは僕とワクワクと夢を乗せて山道をひた走っていた。

これからどんなに楽しい生活が待っているのかと想像しているうちに合宿所に到着。

 

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合宿所はヤンキーだらけでした。

ほとばしるこれじゃない感。上下真っ赤なジャージ、帽子のツバが真っ直ぐなキャップを反対向きに被ってはギンギラとしたピアスが顔のそこら中に刺さっている。金髪がテンプレ。ごくせんの撮影現場かな?ってぐらい。リアルにお…おう。って声が出た。

絶対に友達できひんやんこれ。

絡まれる前に逃げよう…と教習所内を散歩することにした。
どこかに自分と似た系統の人はいるだろうと。わずかな希望を探し求めた。

卓球ルーム、ゲームルーム、図書館とどのスペースに行ってもヤンキーまみれ。井上陽水もびっくりな程にみつけにくい物やんって。できるならば今すぐ夢の中へ行ってみたいと思います。はい。
もうさすがに諦めよう。ホテルに帰って髪の毛染めよう。ダボっとしたジャージ買いに行こう。まずは自分から変わるんだって迷走の入口でクラウチングスタートのポーズを決めていたその時、一筋の光が射し込んできた。
なんと、映画鑑賞ルームの中に大人しそうな黒髪の男の子が見えた。
これはチャンス。千載一遇のチャンスだろうと。この人を逃したらヤンキーになるしか道はない!と追い込まれた僕はドアを開けて声をかけようと思った瞬間。

 

 

『いけーー!!!ぶっ壊せ!!!!ぶっ飛ばせー!!!!!!』

って。

 

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教習所で映画『ワイルドスピード』観てたんですよね。

 

いやいやいやいや。まず教習所としてどうなの?ワイルドスピードって車で爆走する映画やないか。なんでそんな映画上映しとんねんて。テレビの横に『安全運転第一』なんて書かれたポスターの説得力のなさがすごい。
それを観て大人しそうな教習生が煽ってるという不思議な光景に戦いて(おののいて)しまい静かにドアを閉めました。ぶっ壊せてなんや。

こうして僕の合宿ライフは見事エンストでスタートしました。

 

つづく

毎週木曜日に更新です!


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【雑談】
昔から自転車に乗ると大きな声で歌を歌ってしまうクセがあるんですよね。夜なんて暗くて顔も見えてないだろうと無敵な気分でハイテンションに歌うんですが、先日、おまわりさんに『夜も遅いし奇声はやめてよ』と注意されました。裏声で歌っていたんですが。夜でも気にせず大声で歌いたいので早く車が欲しいです。何の為に買うねんって話ですね。寒くなってきましたので体調崩さない様に気をつけてくださいね。おーさむ

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