【旧車】ダルマセリカの今の相場は? トヨタの送り出したスポーツカーの歴史を紹介

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トヨタの2ドアクーペモデルの草分けとして、1970年にデビューしたセリカ。初代モデルは、ダルマセリカと言われています。

ダルマの由来は?


当時平面的なプレスが主流だった中、丸みをもたせたボディがダルマを彷彿とさせたことが由来しています。また、スラントしたノーズの奥に丸目の4灯があり、それを囲むようにつくクロームメッキのバンパーが、ダルマのひげ面に見える等の説があります。

ダルマセリカのコンセプトは


当時の日本車は、強くアメリカ車の影響を受けていました。セリカも例にもれず、フォードマスタングの影響を受けています。どことなくボディデザインもファストバックスタイルなど似ている感じがありますね。また、マスタングに影響されたのは、好みのエンジンやトランスミッション、内装を自由に組み合わせられるフルチョイスシステムを採用していました。ボディタイプは2ドアクーペのみでしたが、1973年4月から、3ドアファストバック(トヨタ流にリフトバック)がデビューし、2種となりました。

ダルマセリカのメカニズムは


カリーナのコンポーネントを元にしています。フロントにはストラット、リアは4リンクリジットを搭載。エンジンには、1.4LのOHC、1.6LDOHC、2.0LSOHCの直4が3種設定されていました。特に1.6Lは、ヤマハ製のDOHC 2T-Gエンジンが搭載されていました。しかし、この1.6Lエンジンは前述のフルチョイスから外れます。2T-Gは、DOHCながら8バルブですが、ソレックスキャブで1.6Lから115PS、14.5kgm/fを絞り出します。トランスミッションは、3速AT/5速MT/4速MTの3種が組み合わされました。その後、73年のマイナーチェンジ時に、リフトバックに2.0Lの直4DOHCが搭載されました。

ダルマセリカのレースでの活躍


セリカといえば、ラリーという印象が強いですが、このダルマセリカもラリーで活躍しました。WRCのグループ2に、1972年から73年まで参戦しています。その後、BMWのチューナーでも著名なシュニッツァー社の手により、2.0Lエンジンを145PSから200PSまでパワーアップ。1978年まで参戦を続けました。そのほか、ドイツツーリングカー選手権に参戦した車両もあったようです。画像のエンジンはレースで使用された152Eというツインカムヘッドのレーシングエンジンです。

ダルマセリカの現在の相場は


現存しているセリカは、2T-Gが搭載されていた1600GTがほとんどとなっているようです。サスペンションをチューニングしたグレードGT-Vの割合も多く、相場感は、200万~300万円といったところのようです。

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