【スズキ ワゴンR】時代を作った車の今は安定の信頼感を評価

引用元(Quote source) http://www.cartoq.com/maruti-wagon-r-stingray-india-launch-soon/

パイオニアのスズキワゴンR、トールワゴンの元祖はいまだ健在

引用元(Quote source) https://www.carmudi.lk/cars/suzuki/wagon-r/

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いまの時代に至っても1993(平成5)年に発売されたワゴンRが作った価値観は主流のままです。

暮らしに欠かせず、維持費も安くして必需品の役割を果たす軽自動車

引用元(Quote source) http://www.carblogindia.com/maruti-wagon-r-stingray-india-launch/

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日本の自動車の中で国際的な水準で利用できる自動車は軽自動車だけ。幅も長さも高さもエンジンの排気量も制限されている規制だらけの車ですが、維持費が有利で自動車を足として気軽に使えるのは心強いものです。

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それでも税金が少し高くなってしまったとはいえ、普通の暮らしのモビリティを支えているのは軽自動車。軽自動車ではすでに幅も長さもエンジン排気量もいっぱいいっぱい。もう伸ばすことも拡げることもできません。もっとゆとりが欲しいのならば頭上の空間をうまく使うしかないと考えるのが当然となっています。

トールワゴンの元祖ワゴンR、スライドドアタイプ登場の影響が?

引用元(Quote source) http://newscarshow.blogspot.jp/2013/04/2014-suzuki-spacia.html

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トールワゴンと呼ばれるこのジャンルを開拓したのこそがワゴンR。パイオニアとしての存在感は軽自動車の代名詞のようなものになっています。軽自動車を作っているすべての会社が真似をしてトールワゴンは完全に主流となっていますが、時代はさらに車高をあげてスライドドアを備えたモデルにシフトしています。

スズキでも扇のように開閉するヒンジドアのワゴンRに対してスペーシアを投入しています。どこの自動車会社でも同じ結果ですが、おおむねスライドドアのモデルのほうが人気が高いようです。

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スズキはダイハツと軽自動車売上のトップを争っています。ただ全軽自協の統計をみるとここのところ車種ブランド別でスズキが登場するのは5位のアルトが最初。そこからスペーシアやハスラー、ワゴンRが同じような販売台数で続いて行きます。

トップは譲るも人気はいまだに衰えていない様子

引用元(Quote source) http://jalopnik.com/the-hustler-is-real-suzuki-built-this-wonderhatch-of-p-1575837815

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ワゴンRは軽自動車で一番売れている車種ブランドだった時期が長かったのですが、いまはこのスズキの4つのブランドの中では4番手のことが多いです。とはいえ販売数の差はそれほどのものではなく、どれもがそれぞれに売れている感じです。

スズキのハスラーは軽のSUVというかなり個性的な車ですが、ある意味ワゴンRの地上最低高をあげて個性的な外観にカスタマイズした車だと考えて販売台数を足すとホンダのN-BOXとダイハツのムーブ、タントが争うブランド別トップ争いにも顔を出せる数になるともいえます。

ターボにS-eNeCHARGE、燃費対策や予防安全性能と抜かりなく

引用元(Quote source) http://www.globalsuzuki.com/corporate/environmental/green_technology/

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もっともハスラーとワゴンRはだいぶアピールポイントは違うようです。乗員にゆとりを確保する室内の使い勝手、パワー面では軽自動車のお約束のチューンナップのターボも用意されますが、S-eNeCHARGEのモーターアシストも効いています。

スズキのグリーンテクノロジーといっている燃費対策もバッチリならば、予防安全性能についてもしっかり盛り込まれています。スズキのスタンダードとしての安定感は軽自動車の代名詞としての存在感を損なうことなく継続して評価されているようです。

スズキワゴンRのどこが選択肢になりえるのか、もう少し詳細を探ってみることにします。

より乗員重視に発想は転換して充実したきたワゴンR

時代を創った初代のワゴンR。シンプルに合理的な車で変わったドア構成をしていました。後席のドアは助手席側にしかなく、前席の左右2、後席1、バックドア1という構成です。

割り切った形だったドア構成が意味したのは?

引用元(Quote source) http://pinthiscars.com/image-post/1299-suzuki-wagon-r-interior--18.jpg.html#gal_post_1299_suzuki-wagon-r-interior--18.jpg

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ホンダのオデッセイが発売されて世間にミニバンというジャンルが認知されるのは翌年。もちろん軽自動車は4名定員ですからいずれにせよミニバンという多人数乗車は意識できませんが、ワゴンRが生まれたのはその時代よりも前。

車高をあげることはドライバビリティによくない影響を与えると考えられてしまってもおかしくない時代です。ましてや下手をすれば不格好だと敬遠されてもおかしくなかった頃なのです。

快適なゆとりの空間というメリットをもたらせるとはいえ、車高を大胆に上げるには積載性やユーティリティに優れた面は保険として盛り込みたかったに違いありません。

最初は後ろの部分は乗員スペースというよりも荷物を載せる場所。人は緊急的に対応する感覚だったのでしょう。片方のドアがないことでコストは安くなります。

男性にもウケたことが大躍進に繋がり…

引用元(Quote source) https://autoportal.com/newcars/marutisuzuki/wagon-r/videos.html

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ワゴンRは結果としてギア感が評価されて男性にも買ってもらえる車となりましたが、発売にあたっては女性からの支持も意識したことは間違いないと思います。乗り込み易いフロアの高さは維持しながら車高は上げて車室の空間を快適にする。そして日常的に使い勝手のよい車にする。

あくまで車を使って仕事をする人のためというよりも普段の足として使ってもらう車です。車室のゆとりだけ考えれば車高をあげる他にも前席をエンジンルームに被せてしまうキャブオーバータイプに近づけ、ボンネットは無くしてしまうという設計もある訳ですが、積載性を第一にすればよい商用車ではないのでやはりエンジンルームは独立させたかったでしょう。

ボンネットは車の性質から必要性あり

ワゴンRのボンネットは安全性を確保するためにも、ドライバーや乗る人が快適なことも、共に大切な位置づけだったのです。エンジンルームをどうにかするならばコンパクトに設計してあくまでエンジンルームを小さく仕上げることに注力する方向しかなかったはずです。

搭載性もフルフラットシートで車中泊も!!

引用元(Quote source) http://www.carandbike.com/maruti-suzuki-cars/wagon-r

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現行型でも後席を倒して荷物を積むスペースを作ることもできて、道具感を大切にすることは継承していますが、ダイハツがライバルのムーブ、スライドドアのタントを進化させる中で、スズキ自ら、パレットとその後継のスペーシアというスライドドアタイプを登場させてゆきます。

その中で、ワゴンRでより意識されているのは乗員の快適性に思います。シートアレンジは助手席の前後を倒して長尺ものを格納しながらの2名乗車(となると当然広い荷物スペース+3名のアレンジも可能)や前席をフルフラットに倒して後席の座面と共に車中泊にも利用できる空間を作り出しています。

ハイブリッドは割り切りが軽への適性を高めた小型バッテリーのタイプ

燃費についてもeNeCHARGEやeco-coolといった電装品の電気を小型軽量のリチウムイオン電池や蓄冷剤を別に確保して回生エネルギーでためるものや、さらに発展形となるモーター機能付き発電機搭載のS-eNeCHARGEというモーターアシストなど簡易なハイブリッドでデメリットをださない工夫を盛り込みました。これで軽には最適なものとなり、こういった最新技術も選べるようにしています。

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【燃費が魅力?スズキ アルト】思い通りが実現、ワークス、ターボRS、ラパン大特集

LEDの光の演出が気持ちいいワゴンRスティングレーではモーターアシストに加えてターボモデルで走りも気持ちよくしようと試みています。このモデルはパドルシフトで操れるのです。上級モデルでは走りを含めた快感までがテーマです。

予防安全性能はJNCAPのASV(先進安全車)

引用元(Quote source) http://www.cartoq.com/maruti-wagon-r-stingray-india-launch-soon/

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軽でも充実させざるを得ない競争となっている予防安全性能についても万全な搭載車を設定。

  • レーダーブレーキサポート

(レーザーレーダーによる検知で前方車両との位置をコントロール、自動ブレーキで被害軽減を図ります。)

  • 誤発進抑制機能

(さいきんどうも目立つように思えるアクセルの誤操作による事故。これを抑制するためレーダーが障害物を検知している場合アクセルを踏んでもエンジンの出力を絞ります。)

  • エマージェンシーストップシグナル

(急ブレーキ時には自動でハザードランプを点滅させます。)

  • ESP(車両走行安定補助システム)

(横滑り防止のスタビリティコントロールとトラクションコントロールをABS(アンチロックブレーキシステム)と協調作動させる安定性確保の電子デバイスになります。)

いまや業界標準セットのようなものですが、すべてをしっかり用意しています。

ワゴンRのグレードやスペック、価格や燃費は

引用元(Quote source) http://www.inautonews.com/2013-suzuki-wagon-r-and-wagon-r-stingray-debut-in-japan/2013-suzuki-wagon-r-interior

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ワゴンRのグレードはベースグレードの「FA」、「FX」、「FZ」の3種類、「FX」をベースとした特別仕様車の「FX リミテッド」が登場しています。

グレードの違いは

グレードは装備も違いますが「FZ」がS-eneCHARGE搭載のハイブリッド車、「FX」はMT(マニュアルシフト)車がアイドリングストップ、CVT車はene-CHARGE搭載車となっています。

LEDが印象的な上級仕様といえるワゴンRスティングレーは「X」、「T」の2種類となっています。

ターボモデルの設定があるワゴンR  スティングレー

引用元(Quote source) http://www.rediff.com/business/slide-show/slide-show-1-auto-coming-soon-the-swanky-maruti-wagonr-stingray/20130730.htm

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どちらもS-eneCHARGE搭載のハイブリッド車ですが「T」はターボモデルです。さらにクルーズコントロール、パドルシフトが装着され、アルミホイールが15インチとなり扁平率55タイヤとなります。またLEDイルミネーションがフロントバンパーにも追加されます。

スペック一覧

引用元(Quote source) http://www.rediff.com/business/slide-show/slide-show-1-auto-coming-soon-the-swanky-maruti-wagonr-stingray/20130730.htm

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【658 cc水冷4サイクルDOHC直列3気筒吸排気VVT(可変バルブタイミング)エンジン】
最高出力:38 kW(52 PS)/6,500 rpm(MT車は6,000 rpm)
最大トルク:63 N・m/4,000 rpm

【VVT(可変バルブタイミング)インタークーラーターボエンジン】
最高出力:47 kW(64 PS)/6,000 rpm
最大トルク:95 N・m/3,000 rpm

【ISGモーター】
最高出力:1.6kW(2.2PS)/1,000 rpm
最大トルク:40 N・m/100 rpm

駆動方式:FF(フロントエンジンフロントドライブ)2WD(2輪駆動)、フルタイム4WD

トランスミッション:インパネシフトCVT
ワゴンR FXにMTの設定があります

JC08モード燃費:24,2 km/L~33 km/L
エコカー減税:FZは取得税、重量税が免税、他取得税、重量税減税のものがあります。

価格:
(ワゴンR)1,078,920円~1,590,840円
(ワゴンRスティングレー)1,465,560円~1,845,720円

新型登場 特別仕様車 ワゴンR FXリミテッド

引用元(Quote source) https://www.youtube.com/watch?v=FpUhINnfCnY

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ワゴンRのFXに特別仕様車としてS-eneCHARGE搭載バージョンの「FXリミテッド」が登場しています。

価格:(2WD)1,215,000円(4WD)1,335,960円
レーダーブレーキサポート搭載車(2WD)1,258,200円(4WD)1,379,160円

ワゴンRの中古車事情

引用元(Quote source) http://indianautosblog.com/2014/12/suzuki-wagon-r-stingray-j-style-japan-162610

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見つけようと思えば1994年式の物もあります。いま5代目となるワゴンRの初代となる車です。軽自動車に新たな地平を築いたモニュメントカーですが現在の中古自動車流通システムから導かれる最安値圏を下回って15万円程度から手に入れられる状態です。

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多くの中古車の中で、いまだに登録済み未使用車も狙える状況

市場では特段なプレミアムクラッシックカーになっている訳ではないにも関わらず、なお多数が流通しています。さすが長年軽自動車販売一位を保ってきたワゴンRです。ワゴンRはどの世代のものに関わらずいまだに多くの選択肢があります。

トールワゴンの源流にして各社から追撃をうけ、さらに車高をあげたスライドドアのモデルの攻勢にさらされて販売戦線の最前線にいたワゴンR。登録済み未使用車、いわゆる新古車問題も当然渦中にあった車です。

とりあえず登録してしまうこの販売戦略、見直しの方向にあるのですが、少しでも安く新車(同等のもの)を手に入れたい人にとっては新古車の在庫は気になります。やはり、いまだに無くなった訳ではなく、一定数が流通しています。

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軽自動車の基本として変らぬ存在感、スズキの標準を広くカバー

引用元(Quote source) http://indianautosblog.com/2014/12/suzuki-wagon-r-stingray-j-style-japan-162610

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思えば背が高く、頭上の意外な解放感がたまらない個性だった時代があったと考えると、いまのワゴンRはどちらかといえば保守的でさえあります。

ただし軽自動車といえばワゴンRというくらいの知名度は相変わらず、ライバルに対抗してスライドドアで迎え撃っているスペーシアが誕生しようとも、SUVとしてカスタマイズされたかのようなハスラーが人気を集めても、同じコンセプトでサイズを拡大したワゴンRの発展形ともいえる登録車のソリオが評価を集めてもワゴンRには一定の注目が集まっているようです。

当初からはコンセプトが変わりましたが、むしろ基本をしっかり押さえるコンセプトでスタンダードを選ぶならこれという存在感は増しているかのようです。スズキでも持てる技術は必ず搭載していますし、飛び抜けた個性は盛り込まないまでもMTもターボも選べるという点では変わらぬ注目度に応えていく意欲が旺盛なことも分かります。

圧倒的なシェアはなくなったとはいえ安心して選べる信頼のブランドに陰りはないようです。

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