【燃費が魅力?スズキ アルト】思い通りが実現、ワークス、ターボRS、ラパン大特集

引用元(Quote source) https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Suzuki_Alto_Turbo_RS_concept_front_-_Tokyo_Auto_Salon_2015.jpg

王道の軽に起こった大革命、現行アルトはデザインで勝負

引用元(Quote source) http://www.autoblog.com/photos/2015-suzuki-alto-jdm/

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スズキのアルトといえばとても知名度のあるブランドです。ずっとスズキの基幹車種でもありましたし、軽自動車の代名詞的なポジションにあることも長かった車です。

長年に渡る軽自動車の代表格として君臨

ダイハツのミラと築いてきたその地位はトールワゴン全盛となっているいま、陰りがみえていたとはいえハッチバック(スズキではセダンと表現していますが…)のこのタイプ、やはり変わらないよいところがあるのです。

ロングセラーの車でもあり、多くの人に知られているその名前の割には印象の薄い車な感があったのもほんとうのところ。ベーシックの中のベーシックといえる存在で商用車が出自です。出しゃばらないデザインというのも必然のものだったはずです。

アルトのデザインに異変? 現行型はとてもスタイリッシュ

ところが2014(平成26)年も終わろうという12月に登場した現行型はそんなアルトの常識を吹っ飛ばすような姿で現れたのです。ひとことでいえばカッコいい、派手でもなければ、過度にデコラティブになったのでもありません。シンプルさは従来通りながら間違いなくなにかを主張してイメージさせる外観。

そうです、現行型のアルトには「デザイン」があります。グッドデザイン賞も受賞して確固たる評価を得ましたが、この魅力的な現行アルトは見ただけで分かる価値がはっきりしているのも特徴です。

軽自動車で注目したいのは燃費、ライバルを征したアルト

引用元(Quote source) https://www.pakwheels.com/blog/new-suzuki-alto-2015/

そしてアルトのアイデンティティともいえる燃費でもアッと言わせて見せました。イーステクノロジーで勝負してきたミラ(イース)との勝負を制したのです。

ミラとのライバル対決は燃費で勝利

引用元(Quote source) http://www.archdaily.com/search/projects/categories/gas-station

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アルトは価格ではわずかにミラ(イース)に標準価格の安さで及ばずとはいえ、燃費ではガソリン車最高値を達成しました。ハイブリッド車ならばアルトを上回る数値はあるのですが、アルトではもちろん複雑なハイブリッドシステムを搭載するために必要なぶんの価格の上乗せはありません。

ハイブリッドシステムが効率を発揮する市街地走行などの条件にとらわれずに驚くほどの燃費を堪能できるのです。

エネチャージのほどよいを狙った割り切りのアイディア

引用元(Quote source) http://www.carscoops.com/2012/08/suzuki-previews-new-wagon-r-mini-ene.html

引用元(Quote source) http://www.carscoops.com/2012/08/suzuki-previews-new-wagon-r-mini-ene.html

ただアルトで高燃費の実現に貢献しているエネチャージもエネルギー回生を行っていること、従来の鉛電池に加えてリチウムイオン電池を搭載して減速時に発電して充電しているのはハイブリッドに似ています。

ただしリチウムイオン電池もオルタネーター(発電機)も軽量、コンパクトで貯めた電気も電装品への供給に留めてあくまでエンジンに走る以外の余計な仕事をさせないように設計しています。

同様にエアコン内部に蓄冷材を入れてアイドリングストップ時にエアコンを助けるエコクールもエネルギー回生と電装品への電力供給でエンジンをなるべく使わない工夫です。

こういった効率化で実現しているのがアルトの高燃費なのです。

スズキの軽量化技術はTECT(テクト)

引用元(Quote source) http://www.k4car.com/reviewdetails.php?id=491

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さらにライバル、ダイハツのイーステクノロジーとともに燃費の争いどころは軽量化です。超高張力鋼板の採用などどちらも同じですが、こうなればプラットフォームの設計が勝負です。TECTはよい成果を挙げました。

予防安全性能も抜かりなく採用

引用元(Quote source) http://logodatabases.com/suzuki-logo.html/suzuki

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もはや予防安全性能は軽でも、安くてもおろそかにできるものではないです。アルトでもレーダーブレーキサポート搭載車が用意されています。

ハッチバックの良さを楽しめるアルトターボRSの設定

引用元(Quote source) https://www.pakwheels.com/blog/new-suzuki-alto-2015-get-turbo/

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デザインを洗練させて、燃費の王座を奪還しただけでは終わらなかったのが今回のアルト。今どき流行のトールワゴンではないアルトのよさは運転しやすい素性にあります。車高が高くて重心が上にあるのは走行性能にとって良い条件ではないです。

また車室空間を広げることを優先とすればメカニカルな制約はやはり多くなります。ターボの採用と専用パーツ、内外装のアクセントカラーで特別な存在となるターボRSが十数年を経て帰ってきたのです。

ついに復活したアルトワークスの魅力

引用元(Quote source) http://indianautosblog.com/2015/10/suzuki-alto-works-2015-tokyo-live-200272

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さらには走りを磨き抜いたシャープなセッティングで一般モデルとは全く違うフィーリングを持つアルトワークスもが復活となりました。こちらもエンジンはターボ。

シンプルでカッコイイアルト、強烈な印象で着飾ったターボRS、本格的な走りのためのワークス。どれもがアルトの素性の良さが生きています。充分な高剛性ボディがなければサスペンションセッティングも活かされることはないのです。

MT(マニュアルトランスミッション)の設定が多いのも自在に操りたいニーズにとっては朗報。ただ注目すべきはAGS(オートギアシフト)ではないかと! これはDCT(デュアルクラッチ)でこそないですが、クラッチと変速時のエンジン制御をアクチュレーター(制御系)で自動で行うものです。

だからオートマ免許でも運転できますが、トルコン式ではなくしっかりギアは噛み合っているのです。パドルシフトで簡単に素早いシフトが決まるのはいかにも楽しい感じ。MTにこだわるのもいいですがAGSはおススメです。

いずれにせよ思い通りに気持ちよく走れる車のアルト、さすがはハッチバックの軽自動車売上ナンバーワンなだけはあります。

ラパンはさらにカワイイをアピール?

引用元(Quote source) http://www.theautomotiveindia.com/forums/indian-auto-sector/19728-2015-suzuki-alto-kei-car.html

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アルトに続いて新型が登場したラパンも統計上はいまだアルトの一員です。シンプルで洗練されたデザインには通じるものがありますが、ラパンは女性向けの車としてマーケティングリサーチされています。

スズキが考える女性が喜ぶデザインの装飾がラパンということです。アルトよりも箱型でトールワゴンほどはユーティリティを優先させず、運転の快適さを保ちながらも乗りやすさをアピールしています。

先代モデルは2016年3月にリコールがありました

現行モデルはもちろん先代アルトにも関係はなかったのですが、ラパンの方はエアコンのコンプレッサの潤滑問題でのリコールがありました。一緒にリコールになったのがパレット(生産終了)、ワゴンRということで、あれやっぱりラパンは独立した車種なんじゃあないのかなと思います。

どちらかというと歴史的経緯からアルトのシリーズとして設定されていますが、やはりちょっと狙いが違うのかなという気がします。統計ではアルトの中に入っているとはいえスズキのカタログの扱いをみてもアルトの名前さえ残っていません。

アルトバンは変らぬベーシック

引用元(Quote source) http://autos.columnpk.net/suzuki-alto-660cc-model-2016-price-in-pakistan/

引用元(Quote source) http://autos.columnpk.net/suzuki-alto-660cc-model-2016-price-in-pakistan/

そもそものアルトは税制に目をつけて当時あった物品税を商用車として安い状態で手に入れてもらおうと企画された車です。そしてアルトの評価は手軽に手に入る車ながら、それなりのクオリティがあったことで築かれたものです。

その意味ではアルトの正統を引き継ぐといえるのは商用車のアルトバン。しかしながら販売台数はそれほどでもありません。業務用車両とするならば他の車種のほうが便利なのでしょうし、業務用としても、流用して乗用車的に使うのであっても燃費がよくありません。

燃費対策が省略されているために乗用車のアルトにかなり劣っている状況です。価格の設定が安いといっても考えどころになっているのでしょう。

ビークルナビが毎月更新する軽自動車売上ランキングでは、アルトバンは商用車として台数に入れてないのですが、入れたとしてもあまり影響のない数しか売れていません。

アルトシリーズのグレードやスペック、価格、燃費などは

引用元(Quote source) http://blog.vehiclejar.com/category/cars/suzuki/

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乗用タイプで人が快適に運転できることを第一に考えたハッチバックのアルト。その上で少しづつ個性を持ったシリーズとなっていることが分かって頂けたかと思います。検討していくうえでどのようになっているのか足掛かりなるように詳細をまとめておきます。

スペックをみながらグレード展開の見方のポイントを

引用元(Quote source) http://autos.columnpk.net/suzuki-alto-660cc-2016-price-in-pakistan-pics-specs/

引用元(Quote source) http://autos.columnpk.net/suzuki-alto-660cc-2016-price-in-pakistan-pics-specs/

【エンジン】
658 cc水冷4サイクル直列3気筒になります。
シンプルなDOHC12バルブエンジン
アルト:
最高出力36 kW(49 PS)/6,500 rpm
最大トルク58 N・m/4,000 rpm
吸排気VVT(可変バルブタイミング)機構付き
アルト、ラパン:
最高出力38 kW(52 PS)/6,500 rpm
最大トルク63 N・m/4,000 rpm
吸排気VVT(可変バルブタイミング)機構付きインタークーラーターボ
アルトターボRS:
最高出力47 kW(64 PS)/6,000 rpm
最大トルク98 N・m/3,000 rpm
アルトワークス:
最高出力47 kW(64 PS)/6,000 rpm
最大トルク100 N・m/3,000 rpm
【トランスミッション】
アルト:
  • MT(マニュアルトランスミッション)
  • 5速AGS(オートギアシフト)
  • CVT
ラパン:インパネシフトCVT
アルトターボRS:
  • MT(マニュアルトランスミッション)
  • 5速AGS(オートギアシフト)
アルトワークス:
  • MT(マニュアルトランスミッション)
  • 5速AGS(オートギアシフト)

▼関連記事 CVTについてはこちらをどうぞ

CVTでも無くならないATのトルクコンバータとは一体何なのか?

【駆動方式】
FF(フロントエンジンフロントドライブ)2輪駆動かフルタイム4輪駆動を選択します
【ボディカラー展開】
アルト:イメージカラーの鮮やかな赤をはじめ全7色、バックドアを別の色にするツートーンカラー全4パターンの設定があるのが特徴です。
ラパン:パステル系の色を中心に多彩で基本7色にルーフをツートーンカラーにする全4パターンがあります。
アルトターボRS:銀、赤、黒の全3色にアグレッシブなポイントカラーが入ります。
アルトワークス:メタリックな銀と白、赤、黒の全4色、ボディサイド下部の黒いラインとワークスの表示が誇らしげです。
【車両重量】
アルト:650 g~700 g
ラパン:650 g~730 g
アルトターボRS:670 g~720 g
アルトワークス:670 g~740 g

最安値はミラとのし烈な争い、アルトシリーズの価格は

引用元(Quote source) https://www.carmudi.pk/cars/daihatsu/mira/

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アルト:847,800円(最安値)~1,266,840円
ラパン:1,077,840円~1,654,560円
アルトターボRS:1,293,840円~1,437,480円
アルトワークス:1,509,840円~1,639,440円

アルトシリーズの燃費は

引用元(Quote source) http://www.themotorreport.com.au/61088/suzuki-launches-alto-turbo-rs-but-only-in-japan

引用元(Quote source) http://www.themotorreport.com.au/61088/suzuki-launches-alto-turbo-rs-but-only-in-japan

【JC08モード】
アルト:25.2 km~37 km/L(ene-CHARGE採用、ハイブリッドを除くガソリン車最高値
ラパン:27.4 km~35.6 km/L(ene-CHARGE採用)
アルトターボRS:24.6 km~25.6 km/L
アルトワークス:22 km~23.6 km/L
エコカー減税は取得税、重量税がアルトに免税、ターボRS、ワークスに減税対象車があります。
▼参照リンク
アルトの情報はスズキの公式ページからのものです

アルトはスタンダード、中古車では100円も

引用元(Quote source) http://leopauldelrosario.blogspot.jp/2014/12/suzuki-alto-eighth-generation-ha36s.html

引用元(Quote source) http://leopauldelrosario.blogspot.jp/2014/12/suzuki-alto-eighth-generation-ha36s.html

日本のみならず世界の市場でとりあえず車が欲しいならアルトといったスタンダードな存在感です。ちょっと中古車を調べてみると100円のものも見つかりました。数百円のものが何台も見つかるお手軽さ(諸費用が掛かりますから実際の費用は20万近くにはなりますが…)がありがたい車です。

ですが現行型はやっぱり魅力的。アルトも手に入れられるというだけでなく手に入れる喜びがある車になりましたね。

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