【日産デイズ】ランキングに諸事情あり、ルークスも分かればすっきり納得の評価

引用元(Quote source) https://en.wheelsage.org/nissan/dayz/58514/pictures/sdad44/

やや唐突にも思える日産デイズ新車売上4位の評価の舞台裏

引用元(Quote source) https://www.carmudi.pk/cars/nissan/dayz/

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三菱の燃費偽装問題もなんのその、ホンダN-BOXとダイハツのふたつのトールワゴンの激しい争いに続いて軽自動車の新車売上4位をこのところ続けているのが日産のデイズになります。

日産デイズが軽自動車マーケットでは大健闘?

軽自動車全体でいえば販売台数はダイハツとスズキが競っているのですから、いきなり日産のデイズが俎上に登るのもちょっと意外に思えます。

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三菱のOEMのデイズは補償金支払いの対象

引用元(Quote source) http://indianautosblog.com/2013/05/nissan-dayz-mitsubishi-ek-wagon-production-begins-77664

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さらに日産デイズは三菱のekワゴンのOEM車であることはご存知の方も多いでしょう。だからこそデイズもまた三菱自動車の燃費偽装問題の渦中にあって、オーナーの方は補償金の対応など気になる状況かと思います。

ルークス発売からデイズブランドは新しい意味を獲得済み

引用元(Quote source) http://www.betweentheaxles.net/galleries/2016/nissan-dayz-roox-special-edition-v-selection-2015-jdm-photo-gallery-10228

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燃費問題は怒涛の展開

カルロス・ゴーンさんが三菱自動車の会長に就任してルノー・日産アライアンスの一員に三菱自動車も加わることになったのは既報の通り。日産が三菱から軽自動車のOEM供給を受けるにあたっては合弁会社のNMKVを立ち上げて開発を担当する形でしたが、どうやらこの会社の当初の使命は終わりを迎えることになりそうです。今後は新たにアライアンス全体の軽自動車の開発拠点となることが発表されました。

デイズは日産軽自動車(乗用タイプ?)の一般的な名称に

いずれにせよデイズという車は車名というよりも日産の軽自動車を象徴する名前になっています。デイズルークスという車がありますが、これはデイズの数多くあるカスタムバージョンではなく、完全に別車種です。こちらは基になっているのは三菱のekスペースのほうです。

これはトヨタがダイハツの軽自動車を一連のピクシスという名前で売っているのとまったく同じ形になっています。三菱が日産傘下に正式になったことでデイズの名前のついた軽自動車はますます増えてくるのかもしれません。

デイズのバージョンは多すぎてよく分からないかも

引用元(Quote source) http://www.goo-net-exchange.com/catalog/NISSAN__DAYZ/10088945/

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とにかくデイズに関してはどこのメーカーもやっているいわゆる「カスタム」仕様として日産のたいていの車種に設定されるプレミアムネームの「ハイウェイスター」、そしてこれもよく設定される関連カスタム会社オーテック仕様の「ライダー」、さらに「ボレロ」仕様まで用意されています。

とても複雑で正直分かりにくいとさえいえます。そこでデイズに興味を持って選んでみようと思う方が多彩なグレードをよく理解できるように整理してご紹介してみることにします。

軽自動車選びに役立つ、軽の鉄則を3つ

引用元(Quote source) https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Nissan_DAYZ_X_(DBA-B21W)_front.JPG

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デイズやデイズ・ルークスにも当てはまりますが軽自動車を選ぶときに意識してみたほうがいい分類の鉄則をみてみましょう。デイズシリーズに関してはこのうえでもっと多彩な設定があります。まずは基本から把握してみましょう。

  • トールワゴンかハッチバックか
  • トールワゴンならばスライドドアか
  • 「カスタム」バージョンかどうか

この3つの鉄則をひとつづつ解説してみます。

トールワゴンかハッチバックか

引用元(Quote source) http://reports.nissan-global.com/EN/?p=11524

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軽自動車はサイズがあらかじめ決められていて好きなだけ大きくできる訳ではないです。たいていは長さと幅は限界まで拡がっています。そこで乗員の余裕を高さ方面を活用することで補おうという方向性が主流です。

日産のデイズはどちらもトールワゴン

このタイプをトールワゴンと呼び、もうひとつのタイプはより車高が低くドライバビリリティを優先させたものになります。軽自動車ではさすがにセダンのタイプはなくハッチバックとなっていますが何故か車体は小さいのに5ドアのハッチバックが中心となっていることが多いのです。

前後の座席それぞれのドアにバックドアの5つがついたものです。まあ小さいだけに3ドアでは後席へのアクセスが不便なのでしょう。もっと大きな車でも3ドアハッチバックは後部座席へのアクセスはよくないです。

日産の場合はいまのところデイズとデイズルークスというどちらもトールワゴンに分類される車になっています。

日産軽ではNVクリッパーネオも乗用タイプ

ちなみに日産にはいわゆるライトバンが原型になっているNVクリッパーネオ(三菱タウンボックスのOEM)という車もあります。セミキャブオーバータイプ(運転席がエンジンなど動力部にかぶさっている部分がある)ながら乗用タイプとして仕上げていますがやはり荷室優先なことに変わりはありませんからかなり別物です。荷室を使いこなす運搬性を優先で考えるならば軽自動車選びの中で選択肢に入ってくるものになります。

トールワゴンならばスライドドアかヒンジドアか

引用元(Quote source) http://www.automobilesreview.com/pictures/nissan/dayz-roox/

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それではデイズとデイズルークスは何が違ってくるのでしょうか。それは後席のドアがスライドドアのタイプか一般的な開閉式のヒンジドアかどうかです。スライドドアのデイズルークスはドアが大きくなっても操作性に差し障りはありません。

そのせいもあるのかデイズ・ルークスはガラスエリアが高く大きくなっていて見晴らしもよいのが特徴になっています。ただし特に大きなガラスエリアが高い位置にあることは、そのまま高重心となることを意味しています。走行安定性を考えると有利とはいえないことです。

「カスタム」バージョンかどうか

引用元(Quote source) http://indianautosblog.com/2013/10/nissan-dayz-roox-revealed-99476/nissan-dayz-roox-dashboard

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軽自動車では当たり前のような設定になっているのが「カスタム」の設定。やはりデイズもデイズ・ルークスも迫力ある外観と充実装備のカスタム仕様の設定があります。ただしダイハツ、スズキ、ホンダ、三菱がそのものの「カスタム」と名乗っているに対して日産では「ハイウェイスター」と名乗っています。ハイウェイスターの名称は日産車全般に共通するバージョン設定です。

日産独自のバージョン設定はオーテックからライダーとボレロ

引用元(Quote source) https://en.wheelsage.org/autech/nissan_dayz/96977/pictures/nxirzm/

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さらにカスタム仕様については実に多彩です。それには関連会社のオーテックが関わっています。オーテックジャパンは日産車のカスタムカーを作る会社でプリンス自動車出身の名物エンジニアでスカイラインの開発で著名な桜井眞一郎さんを初代社長として作られた会社です。

他の日産車でも設定されている「ライダー」仕様はオーテックバージョンの名称です。さらにデイズにはマーチに続き「ボレロ」仕様が用意されています。ボレロはかつてのパイクカーを思わせるような滑らかな曲線を描くデザインにカスタムされてエレガントな大きなフロントグリルも特徴になっています。

技術は三菱のもの?本家を引き離す魅力や評価はどこに

引用元(Quote source) http://www.foxnews.com/leisure/2015/10/06/nissan-dayz-redefines-car-sharing/

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そもそも営業的に軽自動車をラインナップに加えたかった日産の事情と、どんどん厳しくなる自動車マーケットでの生き残りをかけた三菱の思惑が合致して生まれた日産の軽自動車です。

車自体は三菱車そのもの

製造設備も含めて軽自動車を作るノウハウが充分でないため日産は三菱と提携したのですから技術的な面では日産の軽自動車は三菱車そのものです。OEM車ですから当然のことですが、その反面日産の軽ではデザイン面で日産からの意向が強く働いていることが分かります。

ハイウェイスター、ライダーともに日産車全体でデザイン的なアイデンティティは一貫しているため軽自動車においてもそのイメージはついてくることになります。カスタム仕様車はどれも内装など装備の充実は盛り込まれていますが、そういった質感をみるまでもなく外観ですでに日産の上級車を思い起こさせるものになっています。

上級車のイメージがしっかり反映、日産の軽は幻想の高級車?

「幻想の高級車」とまで言ってはちょっと大袈裟で怒られてしまうかもしれませんが、印象がよいのは間違いないと思いますし、これは狙いだということも確かなことで、実際効果的だと思います。

また予防安全技術やCVT、省燃費技術など日産の誇るものは独自のものが搭載されて特徴となっていますしアラウンドビューモニターを標準搭載するグレードもあります。

こうして事実上はトールワゴンといういまの軽自動車の主流となる車の2車種が一緒になっていて統計上は加算されているという事情があるとはいえ本家のekワゴン、ekスペースをしのぐ売上となっていて日産のイメージ戦略は功を奏しているといえます。

デイズの戦略はいまのところ奏功

実は三菱のekもまたワゴン、スペースは同じekとして統計が取られています。それでも現在はekはトップ10圏外。というよりトップ10に入れないメーカーは三菱とトヨタのみです。

トヨタのディーラーがあまりやる気でないせいなのかもしれませんが、トヨタの軽のピクシスもまた統計の取り方は同じようにあらゆる車種が一緒になっています。ダイハツの4つのブランドを寄せ集めたものという実態にもかかわらず売上がさほどでもないことを考えてもデイズの健闘ぶりが目立つ結果といえるでしょう。

三菱燃費問題に関する対応状況、補償金は

引用元(Quote source) http://paultan.org/2013/11/11/nissan-dayz-roox-expanding-dayz-range/nissan-dayz-roox-05/

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さて、燃費偽装問題に伴ってユーザーには補償対策が取られています。気になる補償の状況を見てみます。

日産デイズ・デイズルークスの補償状況

引用元(Quote source) http://indianautosblog.com/2013/05/nissan-dayz-mitsubishi-ek-wagon-production-begins-77664

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日産ではデイズ、デイズ ルークスを2016年4月21日までに使用していた自動車検査証に記載の使用者に対して補償金を支払うことにしたようです。

金額は10万円なのですが残価設定クレジットやリースなどの場合、10万円を元に計算します。日産から発表されたものは次のとおりです。

  • ① 以下②③④以外のお客さま:10万円
  • ② 残価設定型クレジットをご利用のお客さま:契約年数に1万円を乗じた額。ただし、現契約終了時に買取(現金一括又は再分割)される場合は、現契約終了後に「10万円」から「契約年数に1万円を乗じた額」を差し引いた額をお支払いさせていただきます。
  • ③ リースにてご利用のお客さま(2016年4月21日までにリース契約をご締結されたお客さま):契約年数に1万円を乗じた額。ただし、現契約満了時に車両買取権を行使される場合は、現契約満了後に「10万円」から「契約年数に1万円を乗じた額」を差し引いた額をお支払いさせていただきます。
  • ④ 過去(2016年4月20日以前)にご使用いただいていたお客さま:使用年数に1万円を乗じた額。

この件に関する問い合わせ窓口は補償お支払い事務局コールセンター
0120-230-345(年末年始を除く)受付時間 9:00~17:00
となっています。

日産デイズ・デイズルークスの中古市場、値引きへの影響は

引用元(Quote source) http://bestsellingcarsblog.com/2013/07/japan-kei-cars-june-2013-nissan-dayzmitsubishi-ek-over-20000-sales/

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さて、こうなってくると中古市場や値引きへの影響も気になります。ですがデイズ、デイズルークスに関してはあまり影響はなかったというのが現実のようです。

燃費問題に絡めて値引きが勝ち取れるのではないかと考えるならば三菱の販売店でekシリーズを狙ったほうがよさそうです。

グレード、価格、諸元、燃費、エコカー減税を一覧

引用元(Quote source) http://indianautosblog.com/2013/05/nissan-dayz-mitsubishi-ek-wagon-production-begins-77664

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日産デイズ・デイズルークスのグレードをご紹介します。2WDはFF(フロントエンジンフロントドライブ)2輪駆動、4WDは4輪駆動モデルです。

デイズ、デイズルークスのグレード

引用元(Quote source) http://www.carscoops.com/2014/02/nissan-unveils-super-tall-dayz-roox.html

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デイズにだけベースモデルのJ(2WD )があります。
その他は2WD、4WDそれぞれ装備によってS、Xとなります。
ハイウェイスターとライダーはX、GとターボモデルのGターボとなります。
特別仕様車
デイズ:XVセレクション
デイズルークス:
XVセレクション、ハイウェイスターXVセレクション、ハイウェイスターXGパッケージ、ライダーXGパッケージ、ブラックライン
となっています。

価格帯

引用元(Quote source) http://reports.nissan-global.com/EN/?p=11643

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デイズ:1,150,200円~1,825,200円
デイズルークス:1,337,040円~2,093,040円

メカニズムとスペック(諸元)

引用元(Quote source) http://www.autoevolution.com/news/nissan-launches-all-new-dayz-roox-in-japan-photo-gallery-76952.html

引用元(Quote source) http://www.autoevolution.com/news/nissan-launches-all-new-dayz-roox-in-japan-photo-gallery-76952.html

エンジン:659ccDOHC水冷直列3気筒
最高出力:36 kW(49 PS)/6500 rpm、
(インタークーラー付きターボ)47 kW(64 PS)/6000 rpm
最大トルク:59 N・m/5000 rpm
(インタークーラー付きターボ)98 N・m/3000 rpm
(デイズのアイドリングストップ付き2WDモデルは59 N・m/5500 rpm)
燃料:無鉛レギュラーガソリン
タンク容量:30L
トランスミッション:エクストロニックCVT
駆動方式:FF2輪駆動、4輪駆動
乗車定員:4名
車両重量:920 kg~1140 kg

JC08モード燃費

引用元(Quote source) http://www.autoblog.com/2013/11/22/2014-nissan-dayz-roox-tokyo-2013/

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デイズ:21.8 km/L~25.8 km/L
デイズルークス:20 km/L~22 km/L
エコカー減税:
デイズ:
(2WD)取得税60%、重量税50%減税、軽自動車税減税
ただしJ、ハイウェイスターGターボは取得税40%、重量税25%減税になります。
(4WD)取得税20%、重量税25%減税
デイズルークス:取得税20%、重量税25%減税

 ひと味違う日産の軽、詳細は公式ページで

引用元(Quote source) https://en.wheelsage.org/nissan/dayz/58514/pictures/sdad44/

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デイズの情報は日産デイズ公式ページからのものです。
デイズ・ルークスの情報は日産デイズ・ルークス公式ページからのものです。
さらに詳細はこちらをご確認ください。

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