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日本で国際水準の税金で車に乗れるのは軽自動車だけ!!
軽自動車税は日本の車の税金で唯一国際水準のもの。誰でもカーライフを満喫できるのがいいところ。燃費も従前からあるICE(これまであった内燃機関=エンジン)であってもハイブリッドに負けないものが多いです。
維持費も月々負担が少なく安い軽自動車税と燃費が魅力
国際水準ではなく世界でも稀にみる重税の登録車(いわゆる普通車)に比べて安すぎるという理由で、値上げがあった軽自動車です。とはいえそれでも、まだまだ軽自動車の税金、維持費、燃費は魅力たっぷりです。軽自動車を選択する、得する選択をしたいならまさにアリ! といえるものです。
ちなみに軽自動車なら軽自動車税は乗用自家車などで年間10,800円、自動車重量税は自家用など車検時に6,600円、自動車取得税は購入時3%、消費税8%で済みます。
税金に税金が掛かるすごい仕組み
自動車税そのものの比較でも例外的に高く感じるイギリスと比べてさえ飛び抜けている訳ですが、なぜか日本の場合は自動車重量税とか自動車取得税とかまで掛かってきます。そんな国は日本しかないのですねー。
リンクした表は消費税5%の頃の調査ですからいまはもっと負担が増えていますし、自動車取得税と消費税は2重取りにもなっています。欧米では付加価値税という日本でいう消費税のようなものが割合が高いですがこれは車にだけ掛かっている訳ではないです。
消費税の例でいえばいまだにガソリンには税金に税金が掛かっています。ガソリン代の半分近くは税金なのですが消費税はその税金含めて計算されているのです。びっくりですよね。
実は高速料金も安いのが軽自動車
こういう税金と名の付かない負担が大きいのもまた日本のカーライフ。例えば諸外国では無料が多い高速道路料金もとてつもない高さです。ただ軽自動車は普通車の8割程度の料金になっていてやはり得なのです。
おまけに日本の高速道路は料金が高いのだから高速(例えば160キロ)で走れるのかといえば、制限速度は速くても100キロ。100キロというのは一般道路の速度です、ヨーロッパの郊外などでは。その点さすがに高速巡行は性能的に厳しい軽自動車にはいい感じになっています。
軽自動車選びのひとつの情報として売れ筋ランキングを解説
こんなメリットのある軽自動車の選択に役に立つ売れ筋のランキングと各車の特徴を書いてゆきます。後々まで大満足で使える選択に役に立てて頂ければ幸いです。
第十位 ダイハツ ミラ
トールタイプのタント、ムーブの人気にはやや及ばずダイハツの乗用タイプは十位に留まっています。しかもミライース、ミラココアを合わせた数字です。ブランド単体ではタントの売り上げが勝っているようですしミラやミライースは地味、ココアはロマンチック過ぎるのでしょうか。個性という意味ではココアのほうが強烈だと思うのですが…。
価格は7,66,286円~1,316,572円でミラココアがもっとも高い値段のミラです。
第九位 スズキ ワゴンR
トールワゴンの元祖となったのがなにを隠そうこのワゴンR。時代を席巻したことを思えば時の流れを感じるもののいまだ健在です。
FXリミテッド、スティングレーと外観にバリエーションを持たせていますが、それでもなお付加価値という点ではややアピール不足は否めない感があります。逆に定番の安心感ならやはりワゴンRという存在でもあるのでしょう。
価格は1,078,920円~1,845,720円となっています。
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第八位 スズキ スペーシア
スペーシアがスズキにおけるスライドドアのトールワゴンの位置づけです。順位は下降気味です。今回は八位にランクされて、とりあえずワゴンRはリード。かろうじてスライドドアの人気のお蔭か上位をキープしました。モーターアシストはSエネチャージを採用です。
価格は1,274,400円~1,936,440円となっています。
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第七位 スズキ ハスラー
ランキングの中でも異色の存在です。スズキのアピールが「遊べる軽」。SUVの軽自動車版としてユニークなデザイン、遊びに対する拡張性に大きくふったユーティリティなど日常用途ではないながらこれだけの支持を受けているのは注目したいところです。ある意味贅沢で満足感が高そうなところがいい車です。
価格は1,078,920円~1,929,960円で販売中の特別仕様車JスタイルⅡが最高値です。
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【スズキ ハスラー】人気は抜群、あったらいいなが実現して評価
第六位 ホンダ N-WGN
Nシリーズのスライドドアでない人が乗ることをより重視したハイトワゴン、N-ONEがプレミアムを意識して価格高めの設定でスペースも狭いこともありこちらがより売れています。じわじわと順位上昇中です。N-ONEと自ら競合する可能性がある車です。そのせいかあまりアピールしていませんがいろいろと磨き抜かれた車です。
価格は1,090,000円~1,645,000円となっています。
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【ホンダ N-WGN】磨き抜いた技術が実現の評価、後だしで求めたのは!
第五位 スズキ アルト
アルトというかスズキの車がやっと五位というのはダイハツと軽自動車売上トップを常に競っているにしては少し意外な感じがしますが乗用車タイプの車では一番です。そしてアルトは安さでも群を抜いていますがやはりトールワゴンの人気には敵わない現状のようです。
高性能バージョンのアルトターボRS、アルトワークスを擁していますが時代の要請とは違うという結果になっているとみるべきなのでしょう。それでもスズキの軽自動車はアルトの兄弟車ともいえるラパン、軽のSUVとして人気のハスラーなど個性は際立っています。
このアルトのデザインの美しさもまた高く評価されてしかるべきに思いますが、グッドデザイン賞は授与されています。
またエネチャージ(スズキではSエネチャージと呼んだりマイルドハイブリッドとしたりいろいろな呼び名ですが)のモーターアシストも注目です。小さな電池、簡素な仕組みで立ち上がり加速などエンジンの苦手な領域のアシストにだけ絞ったモーターの活用は効果的です。
価格は847,800円~1,639,440円です。
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【燃費が魅力?スズキ アルト】思い通りが実現、ワークス、ターボRS、ラパン大特集
第四位 日産 デイズ

引用元(Quote source) http://www.motor1.com/news/37277/nissan-and-mitsubishi-jointly-launch-new-japan-only-kei-cars/
三菱自動車がルノー・日産アライアンスに加わることになりましたが、その原因となった燃費偽装問題真っ只中なのがこのデイズです。2社の合弁会社NMKVが開発したということになっていますが製造、開発は三菱が行った車と考えて間違いありません。
ただ商品開発では日産の要望がかなり通っているとみられ特にデザインが特徴となっています。特にどこか三菱のekワゴンの面影のあるデイズに対してハイウェイスターやオーテックバージョンのライダーは日産の上級車のハイウェイスター、ライダーの面影が強く軽自動車の枠を超えたイメージを与えることに繋がっているようです。
まさしくひとつうえの車に錯覚できる点が人気の秘密といえるでしょう。またこのランキングにはスライドドアタイプのデイズルークスも含まれています。
価格は1,150,200円~2,093,040円となっていてやはり4WDやツートンカラー、そしてライダー仕様が高い設定となっています。
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【日産デイズ】ランキングに諸事情あり、ルークスも分かればすっきり納得の評価
第三位 ダイハツ タント

引用元(Quote source) http://www.japantimes.co.jp/news/2015/01/08/business/daihatsus-tiny-tanto-nations-popular-vehicle-2014/#.WBIrv_mLTRY
トヨタにして小さな車づくりはかなわないと言わせた、完全子会社となったダイハツです。スズキと軽自動車のトップメーカーを争ってきたダイハツはある意味レスサスの対極をいくトヨタのブランドとなったといえるでしょう。
このところ二位、三位を争うのはムーブ。確かにタントはダイハツのトールワゴンタイプのユーティリティ重視のもの、ムーブはやや人が乗ることを重視という関係になっているといえます。
ドアもタントはスライドドアでムーブが通常の開閉式でおおまかに間違っていないのですがムーブを名乗る中にもどちらかというとタントにスタイルが似ていてスライドドアの車もあります。ホンダとの対比でいえばタントがN-BOX、ムーブがN-WGNという捉え方もできます。
ただホンダのこれらの車がNシリーズとしてくくれるようにタントとムーブはダイハツのトールワゴンのグループだと捉えたほうが正確だと思います。
その中でタントの最大の特徴となるのは大きく開くミラクルオープンドアという後席スライドドアによってアクセスしやすい前後席の間にできる空間といえます。
価格は1,220,400円~1,873,800円で内外装を個性的にしたカスタムや4WDモデルが高値となっています。
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【ダイハツ タント】軽の高級車はゆったりミラクルな高機能が魅力
第二位 ダイハツ ムーブ
ムーブに関しては同じムーブといっても違う車種の集りと捉えたほうが正確です。実際ダイハツのカタログではそれぞれ独立した扱いとなっているといってよいでしょう。ダイハツの軽自動車の乗用タイプはミラ、その派生車で個性的なキャストとありますが、トールワゴンシリーズでもタントを含めかなり多種多様な展開です。
いわゆるムーブは乗る人重視のトールワゴン、タントに似たコンセプトでドアが一般的でかつ装備もシンプルなムーブコンテ、そしておしゃれでスライドドアのムーブキャンパスといったラインナップです。
ムーブが2位というのはスライドドア優位の状況で違ったムーブメントなのかといえば、ムーブがタントを逆転したのはキャンパスの人気のためでしょう。ムーブキャンパスはムーブ唯一のスライドドア車。ミラクルオープンではありませんが一般的なスライドドアになっています。
価格は1,134,000円~1,749,600円でムーブとコンテにそれぞれ設定される個性派バージョンのカスタムとキャンバス、そしておのおの4WDが高いバージョンとなっています。
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【ダイハツ ムーブ】軽自動車の主流なれど豊富なバリエーションが大注目
第一位 ホンダ N-BOX
ホンダの軽自動車はこのN-BOXの仲間と七位となっているN-WGN、乗用タイプの性格が強いN-ONE、スポーツカーのS660 とひと世代古い車ながら個性で生き残っているバモスのラインナップとなっています。
Nシリーズが好調なホンダの勝負

引用元(Quote source) http://www.thetruthaboutcars.com/2012/10/best-selling-cars-around-the-globe-what-the-japanese-are-buying-right-now/
ホンダは軽自動車にS660 とバモス以外がシリーズに連なるこのNシリーズの軽自動車を「新しい(New)これからの(Next)日本(Nippon)の乗り物(Norimono)」だといって勝負をかけてきた訳ですが、いまのところその成果は現れているようです。
軽自動車はコストの安さから営業車としての固い需要がありましたが、ホンダのこの姿勢はかつては乗用タイプとしては女性向けとか間に合わせとかあまり力が入っていない印象だったところに、本腰を入れてシェアを狙う意図をもって乗り込んできた感じだったのです。
受け入れられたのも軽自動車を質の面でも疎かにしなかった点といえます。N-BOXではスペース効率のいい背の高いトールワゴンだというだけでなくユーザーの目的に応じてバリエーションを変えて細かい車種設定をしてきたのにも使い勝手の向上を意図したことが見て取れます。
そして実際にはNシリーズ全体で様々なニーズにそれぞれ特化した製品となっているといえます。N-WGNやN-ONEはN-BOXよりもより人が乗ることを優先しているといえますし、N-BOXではユーティリティに意識が振り向けられているといえるでしょう。
N-BOXの多彩なユーティリティの魅力
さらにそのユーティリティはN-BOX、N-BOX+、N-BOX SLASHという3種類で細かく対応されるという念の入り用です。
おのおのどのような特徴になるかといえばベースモデルのN-BOXに対してN-BOX+はスロープの取り付けで車椅子などが乗れることを意図した車でしたが、これに限らず自転車やオートバイを積み込んだりレジャー目的でも搭載性あふれる機能性をプラスしたものになります。
SLASHに関してはオートスライドドアなどがない代わりに屋根も低く、スタイリッシュな外観となっています。ユーティリティを求めながらデザインも重視したタイプということになります。
メカニズム的にも質感や性能をおざなりにしない姿勢は貫かれて3気筒ながらDOHCの4バルブにCVT(無段階変速機)を組合せ、パワーはターボで軽だからといって不満を抱かせない仕掛けになっています。
ホンダの登録車でも優位に立っているセンタータンクレイアウトはやはりN-BOXでも生きていて広い室内空間や跳ね上げて大きなものが楽に詰めるリアシート周りなど最大の特徴になっているといえるでしょう。
価格は1,198,000円~1,939,400円となっています。4WD車や特別な仕上げ感を誇るツートーンカラー高値となっています。
https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/index.html
魅力的な軽自動車のあれこれ、徹底特集します
軽自動車の規格はどんな感じ?

引用元(Quote source) http://www.greencarreports.com/news/1081370_japans-tiny-kei-cars-set-for-increasing-electrification
まずは軽自動車の規格です。
- 排気量660ミリリットル以下
- 長さ3.4メートル以下
- 幅1.48メートル以下
- 高さ2.0メートル以下の三輪および四輪自動車
細かく言えばこれは車検が必要な軽自動車の規格です。軽自動車とされるなかには実は軽2輪車とされるものが入っています。この軽2輪に関しては車両検査から除外されています。
ついでにですが3輪車のことを少し
軽自動車の3輪というのは昭和の戦後間もない頃の時代によく使われていたいわゆる3輪トラックのことですが、現在このタイプの車は生産されていません。
左右輪へのトルクベクタリングで3輪車の欠点を解決したという話題の電動3輪車エレクトライクは「側車付軽二輪」の扱いですから軽2輪です。これも立派な軽自動車ですが、軽2輪ですから車検がいりません。
このようなトライク(前輪1輪、後輪2輪で左右対称な構造)ですが車輪の幅が460mm未満で車体や車輪と車体の一部が傾いて旋回するもので排気量が250ccを超えるものは側車付オートバイとして排気量ごとの2輪車に応じた扱いで軽自動車にはならず車検が必要です。
幅が460mm以上となると自動車の扱いになります。軽自動車の規格内であれば軽自動車です。
軽自動車は車庫証明が不要?
登録車を買ってナンバープレートを付ける(登録をする)時には車庫証明書(正式には自動車保管場所証明書)が必要な書類です。軽自動車の場合にはこれは必要ありません。なくともナンバープレートは交付されます。
ただし注意したいのは場所によっては別の手続きで車庫の所在地を管轄する警察署に保管場所の届け出手続きが必要になることがあります。対象区域は全国126の市や区になっています。
軽自動車の保管場所届出義務等の適用地域に住んでいる
- 新車、中古車の軽自動車を購入した→この場合にはすぐに車庫の新規届出をします
- 軽自動車の車庫を変更した→この場合には15日以内に車庫の変更届出が要ります
軽自動車の保管場所届出義務等の適用地域外から適用地域に軽自動車を持ってきた
この場合には15日以内に車庫の新規届出をして下さい。
維持費の安さが魅力、税金や燃費以外にも理由があります

引用元(Quote source) http://www.tradekorea.com/product/detail/P560873/light-truck-tires-7-00-15-used-tyres-japan.html
定期的に支払いがやってくる税金が安いことはすでに書きました。車両のサイズに制限のある軽自動車は軽さは武器となります。メーカーも乗用タイプのハッチバックの形をしたものなど特に軽量化が大きなテーマになっています。
ハイブリッドのデメリットとはそもそも無縁
こういった車はハイブリッドを採用しないか、簡易的なモーターアシストに留めるかいずれにせよ重いバッテリーを積むことを避けています。そもそもハイブリッドは装置が重量増につながり価格もその分高くなるというデメリットを抱えています。
相当な距離を走らないともとを取れないのがタマに傷。税金の免除によるメリットがあってもなおそういう面があります。軽自動車は本格ハイブリッドでなくとも多くが免税対象になっていますから税金分は丸々お得になっている場合も多いです。
パーツの安さこそが維持費の安さに貢献
いずれにせよ軽自動車の軽さ、小ささは反面として居住性など犠牲にしているものはありますが軽量化という面では維持費を安くするうえで大きなアドバンテージを持っているといえます。
そしてエンジンが小さいことはオイルを始めフルード類が少なくて済むことにつながります。またタイヤも小さいためにロープロファイルの大径タイヤなどと比べて価格は雲泥の差です。軽自動車は制限があるためにほとんどの車はギリギリのサイズで作られていてある意味皆規格が揃っている面があります。
これはパーツの供給サイドからいえばマーケットが読み易く、事実種類も価格も選択肢が多く軽自動車の維持費が安くなる大きな理由となっています。
軽自動車の歩みを年譜でご紹介
ところでこの軽自動車というものが定められたのはいつのことでしょうか。軽自動車の歴史をみてみると大切なことが分かってきます。
第2次世界大戦後GHQの占領下で始まった制度
世界中でどこでも同じですが自動車を生産できるような力のある企業は軍需産業に駆り出されていたものです。戦前からの流れであれば自動車メーカーも財閥の影響を受けていたこともあり、戦後は自動車生産は制限を受けました。まずはトラック、そして公共用途の車と生産は再開しました。
1949(昭和24)年 軽自動車が誕生
自動車の製造が解禁されたのは1949(昭和24)年です。この年に軽自動車が小型自動車から分離して定められることになります。
1950(昭和25)年 軽自動車の対象が拡大
2輪車、3輪車も軽自動車の対象となることになりました。
1952(昭和27)年 検査登録制度から除外
軽自動車は自動車製造の解禁に伴って法整備された検査登録制度から外れます。
1954(昭和29)年 軽自動車の規格統一
細かな見直しや4サイクル、2サイクルのエンジン種別による規定があったりしたものを排気量360cc以下、長さ3.0m 以下、幅1.3m 以下、高さ2.0m 以下に規格を統一することになり翌年から実施されました。
この後3輪車が主流を占めていた貨物車、ガソリンが入手困難なため電気自動車が盛んにトライされた乗用車が本格的なガソリン4輪車の生産に替わっていきます。出光が日章丸でイランの石油をイギリスの撃沈警告をよそに日本に輸入したのはこの頃のことです。1953(昭和28)年のこの出来事から石油の自由な輸入に道が開けたのです。
1972(昭和47)年 軽自動車の車検実施決定
実施されたのは翌年ですが軽2輪以外の軽自動車にも車検が実施されることになりました。この時に軽自動車検査協会が設立されています。
1975(昭和50)年 軽自動車の規格の見直し
翌年より排気量550cc以下、長さ3.2m以下、幅1.4m以下に変更となり実施されました。
1989(平成元)年 軽自動車規格の見直し
翌年より長さ3.4m以下、幅1.48m以下に変更となり実施されました。
1997(平成8)年 現行規格へ
この年の法改正により現行規格となり平成10年より実施されています。
自動車の恩恵は誰のもの?
なぜこんな規格があるのかちょっと不思議にも思える軽自動車の規格。庶民にお情けを授けるためのものではなく、いろいろな物資が不足するなかで、メーカーサイドも必死で作り上げてきた苦難の歴史があったことが分かります。気軽に重税を掛けられるようなものではなかったのです。
自動車の恩恵、誰にだってありがたく、とっても役に立つこの力は基本的には誰もが存分に享受できてしかるべきものでしょう。軽自動車の存在はそんな権利の象徴のようなものです。
もっと知って活用したい軽自動車の魅力
ビークルナビでは維持費の面でも燃費の面でも金銭的な負担から考えると使い勝手が抜群の軽自動車の売れ筋ランキングは今後も随時ご報告していきたいと思います。
また各車ごとの特徴など楽しんで頂けそうな車ネタももっと追加していく予定ですのでご期待下さいませ。