警察がgoogleストリートビューカーを装って盗撮していることが発覚

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日本では、プリウスなどのルーフに360°撮影できるカメラを装着し、街中を走るストリートビュー撮影車。更新やエリアを拡大する為なのか、時々見かけることがある。最近では、細い路地は自転車の後ろにカメラを牽引して撮影したり、徒歩でいくような観光地は自治体の協力などで、人力(カメラを背負って)で撮影している。

しかし、撮影となれば問題になるのはプライバシー。先日も国内でドゥカティのライダーが転倒するシーンが見つかったり、海外でも屋外での卑猥なシーンを撮影されたりと問題が出ている。基本的には、個人を特定できないように車両ナンバーにはぼかしが入るし、歩行者などの顔の処理も同様にされている。ただ、googleストリートビューの認知が進む程に人々の警戒心は薄れていく。

その心理を突いて、盗撮に転じたのがこの車両だ。

 


このサバ―バン(?)。リアクオーターウィンドウには見慣れたロゴが。ストリートビューの撮影車かと思いきや所有は、アメリカ・フィラデルフィア市の所有だった。フィラデルフィア市は、この車両は警察関係車ではないと説明したが、後になって警察が使用者であることを認めた。

ネットメディア「Motherboard」が警察に問合せをしたところ、警察車両であることを認めたが、ウィンドウに貼られた「google」のロゴに関しては使用の指示、承認はしていないとした上で、直ちに剥がすように指示をしたと回答があった。

このサバ―バンが搭載しているカメラは赤外線カメラをベースとしており、通行する車のナンバープレートを1秒間に1000枚以上撮影できる。走行中の自車位置のGPSデータと併せて記録することで、交通データを保存ができ、監視及び、犯罪・逃走車、盗難車などの発見、検挙に役立てている。アメリカではこれらのカメラの使用は問題ない。が、以前から、撮影されデータは、1か月間にわたって保管され、犯罪に無関係のデータまでもが残されるという点には、以前からも問題を指摘する声が挙がっていた。今回は、民間企業である、googleのストリートビューカーにカモフラージュし、監視行動を行っていた点に非難の声が挙がっている。

当事者であるGoogleはこの件に対して、「注意深く見守っている」というコメントを出している。先般、googleと並び、IT界を代表するAppleは、FBIからの犯罪操作の為、iphoneのパスワード解除方法を教えろという要請に対し、No!ときっぱりと回答したが、この先のgoogleの動きも気になるところである。

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