F1で快挙!18歳のマックス・フェルスタッペンが最年少優勝!

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今年は、日本ではBS放送もなくなり、有料放送だけでしか閲覧できないF1。全21戦の長い戦いも既に5戦が経過した。
開幕から4戦のウィナーは、ニコ・ロズベルグ。ケケ・ロズベルグを父にもつ二世ドライバーだ。チームはメルセデス。チームメイトで昨年王者のルイス・ハミルトンは、トラブル等で精彩を欠くが、メルセデス自体の速さは、他を圧倒している感が去年よりも強く、見るものをつまらなくさせている。

しかし、昨日スペイン、カタロニアサーキットで行われたスペインGPで、大番狂わせが起きた。
久しぶりにポールポジションをとったハミルトン、フロントローのロズベルグ、スタート後の1コーナーで順位が逆転、その次のコーナーへの入り口で、ストレートスピードが劣るロズベルグにハミルトンがイン側にノーズを捻じ込むがロズベルグがブロック、行き場のなくなったハミルトンがダートに逃げたところ、リアが流れ、そのままロズベルグを巻き込み、二台でコースアウト、リタイアとなった。

毎戦、ポティウムにはフェラーリかメルセデスが入り、それ以下は混沌としていることが多かったが、メルセデス二台がリタイアしたことで、俄然レースが面白くなってくる。メルセデスがいなくなって、メルセデスがいなければ、1位はフェラーリと思いきや、意外にもレッドブルが台頭し2チーム4台でのデットヒートが繰り広げられた。ドライバーも意外な伏兵が登場する。

マックス・フェルスタッペンの父は、ヨス・フェルスタッペン。彼もまたF1ドライバーの父をもつ二世ドライバーだ。追突・クラッシュを二戦続けて起こしてしまったダニール・クビアトと同門異チーム、トロロッソとレッドブル間でシートを交換し、このスペイングランプリからレッドブルへ昇格を果たしたばかり。

レースは、ピット戦略が勝敗を決めた。2ストップを敢行するフェルスタッペンとフェラーリのライコネン。3ストップ派が、フェルスタッペンのチームメイト、リカルドとフェラーリのベッテル。
2ストップ派に有利に働き、終盤はライコネンとフェルスタッペンの一騎打ちに。最終的には、ライコネンの猛追を抑え、フェルスタッペンが優勝を果たした。

フェルスタッペンは、F1デビューが17歳。車の免許も持たない歳でのデビューに物議が交わされ、デビューはできたものの今後は、F1デビューは20歳からとなる新たな規定を作った。
今回の優勝は、18歳と227日。再度規定が変わらない限り、破られない記録となった。ちなみに今までの最年少優勝は、ベッテルが持つ21歳と73日。オランダ人としてのグランプリウィナーも初だ。

フェルスタッペンの優勝を後押しする為に、リカルドに(意図的に順位を下げるような)チームオーダーを発した、人物的に未熟だといった、強引なやり方の父ヨスと共に批判する人も少なくない等、初優勝を批判的に捉える人もいるようだが、才能があることは間違いない事実なようだ。近い将来、チームオーダーなど無しでも実力で優勝するだろう。

今までもセナやシューマッハ、アロンソ、ベッテルなど時代を変え、旧世代のドライバーに引導を渡すドライバーが出現してきたが、フェルスタッペンもまたその1人になるのだろうか。注目のドライバーである。

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